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【吉祥寺南町の家091203】 

 吉祥寺南町の家の現場が始まりました。といってももう随分経ちましたが、、、。
 今後は、なるべくライブでブログでその経過を載せていきたいと思っています。
 大きな理由としては、記録したいことが2点あり、1点目は法律について、改定後の建築基準法と長期優良化住宅が建築家(この場合=1級建築士)に対し責任を課しているにもかかわらずの、メーカーの量産による新築住宅に非常に有利であることと、2点目は設計事務所がどのような仕事をしているか、です。
まあ、法律については機会あるごとに説明するつもりだから、まずは力まずのんびりと記していきます。

 さて、先日の定例(11/25)時には地下の基礎配筋がほぼ終わっておりました。11月30日に行われた構造の設計者による配筋検査では大きな問題なしとの結果。いよいよ12月7日にはCon打ちです。
吉祥寺1125
11/25の現場

 ここまでのあらましですが、10月10日に吉祥寺の聘珍樓での直会(なおらい)で杯を交わした「河津建設」にゆだねての自宅新築工事。いい施工業者さんのようです。本社近所にある現場もいくつか見せていただきました。
 11月13日の金曜日には「値切り底(地下5m程度)でローム層が出たから確認に来てください!」と急な電話をいただき武蔵野市役所で打ち合わせをした足で、小雨降る中見に行きましたら本当にきれいなローム層でした。地盤は本当にいいようですね。余談ですがこの敷地は、上部3m程度何らかの盛り土がしてあったようで、地下の計画ははからずとも敷地の状況に対しては有効なようです。つまり地上から3m程度の盛り土の部分はあまり地耐力(地面下の建物を支える力)を期待できずもし地下がない計画だったとしたら、その部分は地盤改良を施す必要があるかもしれなかったからです。その分余計なコストがかかるということですね。地下があることでごっそり盛り土の部分がとられて、状態のいいローム層が建物を支える部分になった、ということ。

 その後は順調に進んでいたかに見えていましたが、実は今の時点で工事は2週間ほど遅れています。また、設計も今回は現場開始後に平面詳細を書いたり、断面詳細を書いたりしていますので、なんだか永遠に実施設計をし続けているようです。


 
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