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構造壁 

【201106_10】構造壁設置_構造設計者の検査
今回は、構造壁の設置です。
外壁の構造壁は、高断熱工法で硬質ウレタンの断熱材を用いるため、筋交いは一切使わず構造用合板での工事になります。201106_1614_convert_20201109162746.jpeg
こういう合板です。釘のピッチで合板の強度を保つものです。合板に釘の種類、ピッチによる強度の倍率が書いてあるのでその通りに施工していきます。
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内部から見た状態です。間柱及び柱に先ほどのピッチの釘を打っていきます。
筋交いは入っていませんね?ここに断熱材がびっちりはいるからです。



内部の壁には断熱材は入れないので、筋交いでの構造壁仕上げです。
いわゆるタスキがけです。
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右側に見えるのが内部壁です。ここには断熱材は入らないのでたすき掛けしています。
こういう部分を在来工法と言います。今回の高気密高断熱住宅は室内の壁などを、在来工法で納めます。
以下は少しそのおさまりの部分を説明します。
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ここは柱脚。建築基準法の告示で決められている金物を施工します。小さく見える金物ですが大事です。
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柱頭です。
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内部なので在来工法のおさまり。

このように、あくまで外壁の断熱材の断面欠損をさせないが強度はしっかり出す、という概念で工事が進められます。
メーカーや建売の作り方とは違い、注文住宅はこのように一つ一つを丁寧に作っていきます。時間がかかってしまうのもしょうがないですね。

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構造設計者の方です。一つずつ金物やおさまりをチェックしてくれています。
横浜から来てくださいました!








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