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UB設置_カーテン下地など、、、。 

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【201213_20】内部の工事 

さて、、気密検査も終わり一段落した現場です。2月の完了検査に向け着々と進んでいきます。
UBの工事です。我が家はUBではなく昔ながらの工事でのお風呂なんですが、今回はUBを採用しました。今回の住宅では低炭素建物の認定を受けるため証明された断熱性能が必要です。UBは割と取りやすいので今回採用しました。 UB01 UBが設置される。実際は床下は隠れてしまうのできちんと写真で記録しておきます。 UB03UBの床下です。グレーの太い管が排水です。曲がりの数や勾配の傾きが取れていないと逆流して大変なことになります。赤い管はお湯、青い管は水です。しっかりした施工でないとこれも水漏れを起こします。 UB02UBのバスタブです。吹き付けてあるのが断熱材。魔法瓶浴槽と言われるゆえんですね。かなり長い時間冷めないので追い炊きのガス代もせつやくできます。建物自体にも基礎断熱もしているので効果抜群ですね!

外壁防水透湿シート張り_外壁下地工事 

【201207】
外壁工事を少しまとめます。
11月18日ころから外壁の合板の張り合わせに、気密テープを張っていきました。これも高気密住宅の大事な工程。
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黒い細い部分が気密テープ、しっかり止めます。

11月29日ころの画像。防水透湿シートを設置。なぜ透湿か?というと高気密高断熱は壁内に湿気が溜まると結露を起こしてしまい、カビ、シロアリ、構造材の劣化などを引きおここします。そこで防水透湿シートです。これは従来木造で使っていたアスファルトフェルトと比べて断然透湿性能は高いです。写真は壁ですが屋根も同じシートを貼りました。
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上からかぶせるように張るのは、水が入ってこないようにするためです。

12月7日には通気胴縁を施工しました。
壁に横向きに設置します。通気を取るためには隙間を少し作りランダムに設置することが必須です。これがきちんととれてないと、結露を起こし、腐食につながります。
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横にランダムに設置された胴縁です。

気密検査_C値なんと0.3㎠/㎡!! 

【201207】気密検査
この日はクライアント、工務店、設計者ともドキドキのC値の測定です。
ネットでは見ていましたがバズーカ砲のような機械を窓に設置して測りました。
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ゴーっと音がして数分。「出ました」と係の方がおっしゃった先には数値が!


なんと、201208_金山邸_(4)__LI_convert_20210209164007 0.3という数値!これはびっくりの数値です。
同じ材料を使ったとしても施工の腕で変わる数値です。今回のサクタスタイルさんはセミナーなどにも参加して施工の勉強をしています。それぞれの職人は、高気密高断熱に長けた方。そのチームワークがあってこその数値です。
実際の単位は0.3㎠/㎡!この建物すべての外壁で名刺一枚くらいの隙間しかない!というお墨付きです。

若い現場監督、Kさんの顔がほころびほっと安心の表情がマスクをされていてもわかりました。
クライアントも納得の表情!後日、証明書が発行されます。

※C値とは住宅における相当隙間面積のことです。 建物全体にある隙間面積(cm2)を延床面積(m2)で割った数値で、建物の気密性能の指標として用いられています。

設備配管_配線工事 

【2011_26_27】
骨組み、外側ができてきたので内側の工事を進めます。
壁の中に隠れてしまう、設備工事について書いてみました。

1)電気工事
電気の配線とスイッチやコンセントボックスを設置します。照明は配線をおおよその位置に出しておき、器具取付の際にジョイントします。仕上げれば隠れてしまう大事な工事ですが、電気屋さんは数日で納めてしまいます。

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スイッチボックスです。間柱に取り付けます。

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1階の天井に見えるたくさんの配線。この配線に手書きで名前が書いてあるのです。
こうすることで間違えないように施工していきます。

2)給排水工事
今回は2階にキッチンを設置しますので、給排水も2階にあげます。青がお水、赤がお湯です。真ん中の黒い太い感が排水。排水は施工によっては音がします。私も若いころの現場で、上司に怒られた経験がありますのでしっかり対応しておきます。今回は塩ビの配管にらキングを巻いてくれています。まかれているものは黒い柔らかいスポンジでこれで遮音(防音)の役割をします。排水の曲がりはエルボーと呼ばれるものでここにはラッキングできないので、必要箇所にグラスウールを施工します。音はゼロにできないのですが、可能な限りの対策を行うのです。
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見上げているところ。赤がお湯、青が水、太い黒いのは排水です。

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竪管の部分にグラスウールを施工しました。これでラッキングに加えて音に配慮できます。
施工屋さんに急にお話しして、すぐに対応してくれました。

3)ダクト工事
全館換気、空調については改めてゆっくり書きたいと思っております。
ここには今の時点での状況のみにしましょう。
この銀色の太い管がダクトです。排気をダクトで引っ張り、給気はゆったりと管内全体が同じ温度で廻るような配慮をしています。
改めて詳しく書きますが、この建物は外壁をダクトが貫通する箇所は3か所のみです。なぜか?それは気密性を保持するためです。
普通の住宅は(拙宅も含め)壁面にトイレの換気、法規制の24時間換などのためにフードが出ています。また第三種換気の場合、給気が外気なので換気量を多くすると外気がそのまま入ってくるので、冷暖房の効率が悪くなります。そのあたりもまた改めて、、、。

また今回はキッチンは同時給排気型の換気扇です。これも、高気密高断熱には大事な施工。
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普通の住宅よりダクトが多いです。
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外壁に出る部分にはしっかりと発泡ウレタンを施します。